
以前紹介した新規手首版のFULCRAIMYAKOUと同時に制作していたFULCRAIM JYUREI
これまでも木目調の塗装は何度か試していましたが、
今回はクリアーパーツ+模様という要素を取り入れてみました。

頭部のヘルメット部は木の板が重なり合ったような感じになるよう
塗り重ねています。正面のクリアー部は雨汚れのイメージで荒めに
白を薄く吹いてみました。
このクリアー部のみ艶有りで他は今回艶消し塗装にしています。

再度から見るとこんな感じ。
マーチンは黒目の茶色で台座の要素を強く。


勿論両腕での自立も出来ます。

これだけ厚保塗りすると頭部内部のフィミックをメットに入れる時に
塗装剥がれおこさないかヒヤヒヤものでしたが、
下地と乾燥をしっかりしたお陰で無事収納出来ました。
フィミックにも木目調の塗装をしっかりしてるんですが、
ほぼ見えなくなりますね(笑)

そんな感じでFULCRAIM JYUREIの紹介でした。
今までやってきた事の応用ですが、ある程度サイズのあるものなら
大胆に塗れるので塗ってて非常に楽しかったですね。
コツとしてはベース(暗い色)は濃いめに溶いた塗料で塗り、
その後、薄目に溶いた明るい色を重ねるって感じです。
最初のベースの濃度が高いので筆跡が残り易く、乾燥後にその凹凸に明るい色を
流し込むイメージかな?
ただ元がソフビなため、ヘタに塗料の種類を変えると乾燥に不具合が出るので
僕は同じ種類の塗料でこのパターンを繰り返しています。
ですので何度も筆を重ねると下地が溶け出したり、筆のためらいが目立ったりするので
大胆にいったほうが良い結果が出る気がしますね。
※こちらの作品も今週土曜日にカートに追加します。
以前のYAKOUもですが、これまでのFULCRAIM のカスタムを参考に
価格を変更しました。